捨てられた皇妃【113話】ネタバレ感想

大神官の意図は?

そして美優が怖い。

前回の112話はこちら

捨てられた皇妃【第113話】

ふたりの選ばれし子

神殿の主張は、美優が真実の神に選ばれし子。

しかし、大神官テルティウスは、美優とアリスティアともに神に選ばれし子だと述べました。

それぞれ意味があってお告げを与えられたのだから、どちらが正しいというものではないという判断でした。

政治に介入しようとする神殿という組織と、神の意志を具現化する存在の大神官とは、立場も考えも違うようです。

神殿は神のお告げの内容よりも美優を取り込むことで、神殿の力を強めようと考えているのでしょう。

すでに貴族派と手を組んで、いろいろ手を回しているのでは。

ここでテルティウスに美優が選ばれし子と宣言されてしまったら、アリスティアにとってかなり不利な状況になるところでしたが、なんとか踏みとどまることができました。

さらに、テルティウスはアリスティアが5年前に神の声を聞いたこと、美優へのお告げも聞いていたことを明らかにします。

アリスティアが美優へのお告げを聞いていた時に、近くに潜んでいたのはやっぱりこの大神官だったようです。

神の声を聞くことができるのは、大神官と神に選ばれし者のみ。

だから、アリスティアは選ばれし子だということでした。

そして、美優は大神官と同じ神聖力を持っていることから、同じく選ばれし子であると。

神の声を聞くことと、神聖力を持つこと。

両方持っているのが大神官で、アリスティアと美優はひとつずつ持っている。

どちらかというと美優の方が有利な気がします。

神聖力を持っていると、怪我を治したりとかいろいろできることがあるんですよね。

神の声を聞くことよりも、そっちのが優れている気がしてしまうのですよね。

テルティウスからの祝福

テルティウスの見解で、一旦会議が終了したようです。

会議室を出ると、エンテア嬢とイリア嬢がアリスティアを待ち構えていました。

二人ともお久しぶりの登場ですね。

アリスティアと同じ貴族派で、アリスティアを推す筆頭の令嬢たちです。

場合によっては派閥から追放されるかもしれない自分に会いに来て大丈夫なのかと不安げに言うアリスティアですが、二人にこれまでのように堂々と闘ってくださいと励まされ勇気づけられたようです。

そんな3人の姿を見守るルブリス。

会議中の発言といい、この姿といい、ルブリスは変わらずアリスティアを大切に思っているようです。

美優に心を奪われたとか、揺さぶられているとかはなさそうなので、ルブリスはアリスティアの味方ということで安心していいのかな。

ルブリスが陛下と並んで立っていると、テルティウスが話しかけてきます。

20年前も同じ姿だったと陛下が言ってますが、一体何歳くらいなんでしょう。

それだけ長く生きていると言うことは、アリスティアのことは全てお見通しなのかな。

アリスティアへのお告げの内容は知っているにしても、そのお告げの前に神とアリスティアが会話した内容は知っているのでしょうか。

ルブリスが陛下の不調やカルセインの怪我などいろいろ対応してくれたことにお礼を述べて謝礼をすると言うと、それはいいので一度神殿にお越しくださいと返されます。

しかも、アリスティアと一緒に。

社交辞令なのか、ルブリスとアリスティアを好ましく思っているのか。

テルティウスがどういう意図で動いているのか、まだまだ謎です。

去り際に陛下とルブリスに祝福を捧げたテルティウスは、近くにいたアリスティアにも祝福を捧げるのでした。

私にできることはここまで。

運命の開拓者の名に恥じぬように、あとは自分の力で道を切り開いて行くのです。

と、アリスティアへの無言の激励とともに。

美優の発した言葉

会議はまだ午前の部が終わったところ。

これから午後の部があるようです。

午後はもっと気を引き締めないと・・・と、考え込んでいるアリスティアの前に、美優がやってきました。

近づいてくる美優に、過去の美優の姿を思い浮かべるアリスティア。

神に愛され、全てを手に入れた美優。

明るく何も考えなしに、友達になろうと言ってきた美優。

今度は・・・?

そして口を開いた美優からでた言葉は

「ティア、久しぶり。私のいない世界は、存分に楽しめた?」

というものでした。

美優、怖いです。

過去の美優は天真爛漫な感じでしたけど、今回の美優はなんだかダーク。

久しぶりって、いつぶりってこと?

過去生ぶりってこと?

もう自分がやってきたのだから、あなたの楽しい人生も終わりよってこと?

ここのところの「捨てられた皇妃」は、毎回読む前からドキドキします。

韓国でも連載が再開されるようですし、ここから一気に怒涛の展開でクライマックスに向かうのでしょうか。

次回の114話はこちら

 

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