捨てられた皇妃【最新111話】ネタバレ感想

とうとう美優が現れてしまいました。

ここからは、9歳に転生してからこれまでアリスティアが自身の努力や成長を糧にどうやって運命を切り開いていくかに注目です。

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捨てられた皇妃【第111話】

突如現れた美優

例年にない干ばつへの対応で白熱する会議の熱を冷まそうと、ルブリスの提案で大臣達とともに本宮の裏手にある湖を散策するルブリス。

そんな中でも、ルブリスはアリスティアが無理をしていないか気にかけています。

それだけルブリスがアリスティアのことを大切に思っているということですよね。

ルブリスの中でのアリスティアの存在の大きさが、この先の二人の運命を決する重要なポイントだと思うので、ルブリスがアリスティアのことを常に思っているという描写は結構キーになってくると思うのです。

そうやってルブリスがアリスティアへ想いを馳せている瞬間も、皇帝派と貴族派の対立は収まらずルブリスがその仲裁に入った瞬間。

眩い光に包まれた美優が湖から現れたのでした。

受け止めたのはルブリス。

水を滴らせてたたずむ少女は、近衛隊に連れて行かれるまでただルブリスを見つめるのみ。

正直、このシーンだけ見てたら、絶対ルブリスは美優に一目惚れすると思うし、美優も自分を受け止めてくれたひとがイケメンで有能な皇太子だったら好きになるだろうなという、まさに運命の出会いにふさわしいシーンでした。

実際、ルブリスがこの瞬間に何を思ったのか、例えば美優に見惚れたとか、なんだこれはと警戒したとか、アリスティアを思う気持ちの隙間に入り込む衝撃があったのか知りたいです。

皇后の座を巡る争い

避暑地で美優が現れたことを知り、めまいを起こし倒れてしまったアリスティア。

意識を取り戻したアリスティアに、ケイルアンは美優が現れたことを告げます。

以前、アリスティアが恐る恐るかつての人生で起きたことを語った内容、その通りのことが起きたのだと。

そして貴族派と神殿が結託して、美優が神に選ばれし子だと主張しているとことを知ります。

これから皇后の座を巡る争いが繰り広げられるから覚悟をとケイルアンに言われ、陛下とともに首都に戻ることになるのでした。

ケイルアンがアリスティアに「気を確かに持ち、覚悟をするのだ」と言ったシーンで、前世でケイルアンがアリスティアをモニーク邸に連れ帰るから自分が戻るまで気を確かに持ち待っていなさいと言った時のことを思い出しました。

その言葉は絶望の一歩手前でアリスティアにとっては最後の拠り所となり、結局は叶うことなくケイルアンもアリスティアも処刑されてしまったわけだけれど。

前回のケイルアンは表立って戦うことなくアリスティアを逃がすことも叶わずに終わってしまった。

でも、アリスティアから半信半疑ながら過去生での出来事を聞いていたケイルアンが、今回はアリスティアの剣になり盾になり戦い守るのだという決意を持って言っている気がしました。

運命の相手

アリスティアを隣に伴い首都に戻った皇帝陛下は、ルブリスや臣下たちに出迎えられます。

そこで陛下は、ルブリスが嫁に送ったローズヒップティーが気に入ったなどアリスティアの存在を強調させます。

陛下としてはアリスティアをことのほか気に入っているし、神殿とは対立しているから美優が現れたからと言ってそれに振り回されるわけではないのですね。

もともと、アリスティアがお告げの少女と言われていたのも、それを信じたというよりはそのお告げに乗じて政治的な判断でアリスティアを婚約者にしたのかな。

貴族派と神殿が美優こそ神に選ばれし少女と言っているなら、尚更それを受け入れることはできないだろうし。

アリスティア自身の戦いでもあるけれど、帝国の実権を賭けた派閥間の争いでもあるのですよね。

首都に戻ったアリスティアをルブリスは自分の宮に招きます。

アリスティアを労うルブリス。

その言葉を聞きながら、アリスティアはルブリスと美優の出会いに思いを馳せます。

美優を初めて見た時、どんな反応をしたのか。

今回もやっぱり一目惚れしたのか。

彼女が運命の相手だと気づいたのか・・・と。

ルブリスがアリスティアを自分の宮に招いたのは聞きたいことがあったからでした。

しかし、それを聞く前にハレンが急ぎの用事だとやってきて話は途切れてしまいます。

ルブリスが聞きたかったことは、以前アリスティアがモニーク家の領地に静養に行っていた時に、ルブリスが知ってしまったアリスティアの過去生のことですね。

ルブリスはそれをアリスティアとアレンディスがやりとりしていた手紙を見てしまったことで知るが、その後ルブリスが自分がそんなひどいことをする人間だとアリスティアに思われているのかと思い悩む場面がありました。

今までそのことをルブリスがアリスティアに聞くことはなかったのですが、美優の出現でそのことを思い出し聞いてみようと思ったのですね。

ここでそのことをちゃんと話し合えてたらよかったのですが、ハレンが持ってきた伝言は美優がいるローズ宮からのものと知り、またショックを受けるアリスティア。

前世でも美優をローズ宮に滞在させていたルブリス。

今回も同じだったことで、アリスティアにとっては少しづつ変えてきた運命が美優の出現によって元の人生に軌道修正されたかのように感じてしまったのです。

今重要な話をしているから待たせろと指示するルブリスに、アリスティアは忙しいようなので失礼しますと退室してしまうのでした。

去っていくアリスティアを心配そうに見つめるルブリスですが、ハレンに促されローズ宮に向かいます。

アリスティアから去っていくルブリスを背に感じ、アリスティアは絶望を抱きます。

結局、ルブリスは美優の元に向かい、辿る運命が同じならどうして神は自分に希望を与えたのだと。

どうして自分の時間を巻き戻したのだと、憤りの気持ちを胸にアリスティアは神殿に向かうのでした。

アリスティアが、ルブリスは前世とは違う人だと心から信頼を寄せることができたら、お互い伝えたいことを言えて相談もできたと思うのに、それができないから肝心な話もできずに拗れてしまいそう。

貴族派や神殿はここぞとばかりに仕掛けてくるだろうから、こちら側も一枚壁で向かわなければいけないのに。

そして、やっぱりルブリスが美優のことをどう思っているのかが気になります。

3人が一堂に会した時に、アリスティアの前でルブリスが美優にどんな態度を取るのかも。

 

 

 

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