漫画アプリピッコマなどで連載中の「ある日、お姫様になってしまった件について」のあらすじと感想です。
大いにネタバレあります。
前回の10話はこちら
ある日、お姫様になってしまった件について
アタナシアの環境の急激な変化
湖に落ちて疲れ切ったアタナシアは、ベッドに横たわるものの、クロードの仕打ちに悲しくなり大好きなチョコを食べに厨房へ。
チョコを盗み食いしようとしたところ、リリーが呼びにやってきました。
リリーもよくアタナシアが厨房にいるってわかりましたね。
ここでチョコを盗もうとしたのは、後の伏線になるのですが。
リリーの言う大変なこととは、クロードが差し向けた新しいメイドたちと護衛騎士のことでした。
ずらっと並んだメイドの人数は、17人。
気のせいかもしれないけど、みんな薄ら笑いで怖い。
護衛騎士に就任したのは、クロードのお付きのフィリックスでした。
フィリックスが言うには、アタナシアの護衛を誰にするかクロードが熟慮しているので(仮)ということらしいです。
ルビー宮のメイドたちは、フィリックスの「何はともあれ姫さまを大切にされているのです」という言葉の、「何はともあれ」に引っかかっているようですが。
しかし、メイドが増やされたのかとおもいきや、メイドがごっそり入れ替わったのでした。
リリーはそのままアタナシアの養育係のままのようですが、チョコをよく食べさせてくれていたハンナとセスは異動させられてしまったようです。
せっかく愛嬌を振りまいて培ってきた信頼が水の泡と落ち込むアタナシアに、陛下に話してみては?とにこやかに話すフィリックス。
フィリックスはアタナシアにどういう気持ちで接しているのでしょうね。
ところで、前回アタナシアが船から落ちた時に見た花ですが、あの花は人を魅了して湖に落とし養分を吸い取る魔力を持った植物だそうです。
素敵ですよね?にこっ(^^)ってキラキラの笑顔を振りまくフィリックスが理解できないです。
でも、花を見つめるアタナシアの瞳が何かに取り憑かれたように見えたのは間違いじゃなかったってことですね。
アタナシアは晩餐をクロードと過ごすために、フィリックスと出掛けることに。
今日のアタナシアはウサギさんの柄の入った幼稚園のお遊戯服のようなものを着ています。
リリーがドレスに着替えさせようとするも、なんであんなヤツのためにと嫌がるアタナシア。
フィリックスからもなんとか言って欲しいというリリーに、フィリックスはどんな服装でも可愛らしいしクロードもそう考えているはずだと言うのです。
フィリックスは優しいのか、能天気なのか、空気を読むのかよくわかりませんね。
でも、行きましょうとアタナシアを抱っこしたり、アタナシアの質問に優しく答えてくれたりと、クロードと違って良い人のようです。
ただ、クロードの宮殿にほかの騎士やメイドがいないことに対して、クロードはなんでも自分でするのを好むのと護衛の必要がないからだと言うのですが、これについてはアタナシアにも意味がわからないようで謎のままです。
昼寝中のクロードの部屋で
フィリックスに抱かれてクロードの部屋に着いたアタナシアですが、クロードは昼寝中のよう。
帰ろうとするアタナシアに、フィリックスはアタナシアが直接起こしたら喜ぶと、アタナシアだけを部屋の中に入れてしまいます。
アタナシアにとってクロードは恐怖でしかないけど、フィリックスはアタナシアなら大丈夫という確信をどこかで抱いているのでしょうか。
仮でもフィリックスを護衛騎士に任命したことが、アタナシアを一応大切に考えているということになるのかな。
さて、クロードの部屋にひとり置き去りにされたアタナシアですが、部屋がとてもシンプルなのに驚きます。
ここが本当に皇帝の宮殿なのかなぁ?と不思議がりますが、アタナシアの大好きな金がたくさんあることに大興奮のアタナシア。
その中にまぎれてヒビの入った女性の肖像画がありました。
口元にほくろのある、茶色い髪と緑の瞳の妖艶な女性。
たぶんジェニットの母親です。
アタナシアの母であるダイアナの絵は置いてないのに、ジェニットの母親の絵は置いているのかー。
やな感じです。
アタナシアも見なきゃよかったと、ちょっと後悔。
と壁にそって歩いていると、カウチソファにクロードが寝ているのを発見してしまいました。
アタナシアが近づいても起きる気配もないクロードに、アタナシアは一発殴ってみようかな?と拳を握りしめるのでした。
クロードは寝ていてもキラキラと美しいですね。
アタナシアのメイドを総取っ替えしたのは、より高位の教育を受けたメイドにアタナシアを管理させるつもりなのでしょうね。
それまでルビー宮にいたメイドは貴族の中でも身分が低く、左遷させられたようなものだったから。
クロードによって次々と環境を変えられてしまうアタナシアですが、次はほんとに殴るのか?です。
次回の第12話はこちら