捨てられた皇妃|タイムリープ前のアリスティアたちについて考えてみました

漫画アプリピッコマで連載中の「捨てられた皇妃」について、考えたことをまとめてみました。

捨てられた皇妃考察

ケイルアンの後悔と決意

ピッコマで「捨てられた皇妃」の小説版の公開が始まり、プロローグと過去編を読んで改めて感じたことです。

タイムリープ前のアリスティアと父親であるケイルアンの関係は、アリスティアによると冷え切っていたと表現されています。

しかし、アリスティアが精神的に不安定になっていることを気づいたのはケイルアンですし、最後は皇室への忠誠ではなくアリスティアへの愛情を優先しました。

今、漫画では、ケイルアンとジェレミアの出会いが描かれており、ジェレミアとともにアリスティアが何より大切だとケイルアンはアリスティアに言っています。

それは、タイムリープ前もそうだったと思うのですよね。

ただ、生まれてすぐにアリステイアが将来の皇后に決められてしまい、皇室の忠臣としてはただ見守ることしか出来なかった。

アリスティアも侯爵家の娘として将来の皇后として規律に縛られた生活をしていたから、父親に甘えるということを知らなかった。

もし、少しでもこの親子がお互いへの愛情をわかるように示していたら、ケイルアンはアリスティアを皇妃にするのを阻止したかもしれない。

アリスティアがルブリスに大切にされていないことは、絶対見てて分かっていたと思うのです。

ずっと皇妃として嫁がせたことを後悔していたのではないかと。

だから、アリスティアの異変に気付き、愛する娘を守るために行動を起こしたけれど、遅すぎたのだろうと。

あと、ずっと疑問に思っているのは、本当にケイルアンが美優を襲撃したのかということ。

いくら娘愛しさと言っても、誰かを貶めるようなことをするパパとは思えないので、モニーク家を追い落とすために図られたのではないかなと思ってます。

過去はもう終わったことで、アリスティアは新しい人生を歩んでいるけれど、あの過去ももしこうだったらと思わずにいられないのですよね。

アリスティアの抑圧された生活

過去編を読んでいると、手放しでアリスティア可愛そうとは思えない部分もあるのですよね。

もちろん、ルブリスの仕打ちは酷いと思うし、なぜアリスティアがこんな目に合わないといけないの!とも思うのですが。

まずアリスティアは可愛げがない。

生まれた時から将来の皇后として厳しく教育されたからだと思いますが、もう少し優しさとか朗らかさがあったら、たとえルブリスに愛されなくても周囲の人たちには愛されたのではないかと。

美優のことを「あの女」と心の中で毒づいたり、美優のやることなすこと皇后としてのなんちゃらがと蔑んだりしています。

今のアリスティアは誰からも愛される強さや優しさを持った女性に成長していますが、過去のアリスティアはちょっと歪んで育ってしまったのかなと。

誰からの愛情もまっすぐ受けれなかったアリスティアは、ルブリスに対して自分から愛情を向けることもしなかったんだろうと思います。

でも、アリスティアはルブリスを愛して、愛を向けて欲しいと願っていたのですよね。

いずれ美優が現れるということを置いておいても、アリスティアがほんの少しでもルブリスに歩み寄り愛情を示していたら、運命は違っていたはず。

ただ、アリスティアはその愛情の向け方すら知らなかったのでしょうが。

巧みに操られたかもしれないルブリス

ルブリス・・・

過去と現在のルブリスが違いすぎて、過去を読み返すのがほんとに辛いのですが・・・。

ルブリスは子供の頃、何かとアリスティアと比べられていたことは現在編の中で語られています。

これは過去も同じことが起きていたと思います。

現在編では、アリスティアが皇后の座を拒否したことで運命が変わります。

お互いの本当の姿を知ることで関係性が変わるのですが、過去編ではそれを知ることもなく美優が現れルブリスとアリスティアの間の齟齬は埋まらないまま終わってしまった。

でも、これはルブリスが臣下に操られていた結果なのではないかと思うのですよね。

アリスティアが皇后になるとモニーク家が繁栄する。

それが面白くないとか、帝国のパワーバランスのためにルブリスがアリスティアを寵愛しないように仕向けたのではないかと。

アリスティアが処刑されたのが16歳だから、5つ上のルブリスは21歳で皇帝の座についたことになります。

傲慢なままのルブリスだとしたら、臣下たちから信頼されず見くびられていたかもしれない。

であれば、誰かが自分の家門を有利にするために、ルブリス、アリスティア、美優の関係を利用したのではないかなと思うのです。

それは貴族派だけに限らず、皇帝派もルブリスの危うさに何か思い巡らすことがあったとしたら。

きっと、アリスティアが処刑された後も、ろくな人生を送れてないような気がします。

皇帝であるルブリスがろくな人生を送れていないということは、国そのものが危うくなっていたのかもしれないということ。

ピタ神は、アリスティアや多くの人の人生を歪めたことだけではなく、国や世界が崩壊することを憂いてアリスティアの時間を巻き戻したのかもしれないですね。

 

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