漫画アプリピッコマで連載中の「捨てられた皇妃」のあらすじ感想です。
ネタバレあります。
前話の101話はこちらから読めます
登場人物紹介はこちらから
捨てられた皇妃102話あらすじ感想
アレンディスの苦悩
前話から引き続きアレンディスの独白です。
アレンディスがあまりに必死すぎて、もう辛いです。
アレンディスがアリスティアを自分の手の中に置いておきたいと願えば願うほど、交流を広め世界を広げていくアリスティアが遠くなってしまう。
今まで誰からも求められたことがなかったから、アリスティアだけには自分を求めて欲しかったんですよね。
アレンディスはアリスティアが手に入るなら、ほかの全てを捨てることも簡単にできたと思う。
でもアリスティアは、失いたくないものがたくさんできてしまった。
パパもそうだし、カルセインや騎士団の仲間たち、メイドのリナや屋敷のみんな。
その中には、アレンディスも確かにいるのに、それはアレンディスの求めるものとは違うのですよね。
アレンディスはここから立ち直ってくれるのでしょうか。
本意じゃなくてもアリスティアと敵対するとか、悪い方には行かないで欲しいです。
アリスティアの願い
部屋でひとりアレンディスを思って泣いていたアリスティアですが、やっと気持ちが落ち着いて部屋からでてきました。
何も語らないアリスティアの頭を、ただなでるケイルアン。
かつての人生では、誰にも頼れず辛い思いをしてきただろうアリスティアですが、今は何も聞かずとも寄り添って甘やかせてくれるパパの存在が救いです。
アレンディスの思いを受け止めなかったことで、二度と彼はアリスティアに笑いかけてくれないかもしれない。
でも、ふたりが同じ気持ちじゃなくても、パパと同じくらいアレンディスを大切に思っていること。
いつかアレンディスに伝わるといいな。
アリスティアの思いの中のアレンディスの笑顔を見ると、また切ない気持ちになります。
騎士になってはじめての証
建国祭が終わったある日、騎士団の団結や再編成のために模擬戦闘が実施されてました。
結成された小隊ごとに、それぞれが立てた作戦を決行するかたちのようです。
団長のケイルアンとラス団長は、見学しながら建国祭での顛末の話をしていました。
ゼナ公爵とイット王女の繋がりが明らかになったことで、当面貴族派のゼナ公爵は大人しくしているでしょうが、また皇后の座を巡って何か仕掛けてきそうです。
ケイルアンもそれが不安の種のよう。
モニーク家として、いずれゼナ公爵とはまた対立する日が来そうです。
模擬戦闘はアリスティアのいる第1騎士団第13分隊が表彰されました。
カルセインが分隊長なのですね。
隊員にはそれぞれ剣と記章が授けられるとのこと。
アリスティアも、ルブリスから襟元に記章を付けてもらいました。
アリスティアにとっては、騎士になってはじめてのがんばりの証。
頬を染めてとても嬉しそう。
パパも誇らしげです。
でも、ルブリスは少し暗い顔。
アリスティアが成長することは、ルブリスから離れていくことを意味しているから、よくやったと称えるもの少し複雑なんですね。
そんなルブリスはモニーク親子を見つけながら、ハレンに声を掛けます。
ハレンは賜った用命は責任をもって進めているというのですが、何のことなのかな。
そのあと、昔アリスティアを護衛していたシーモア卿がいなかったことで、アリスティアが別の任務にあたっているのかな?と言っているシーンがありましたが、この別の任務がルブリスが命じた何かなのかも。
モニーク親子のお出掛け
模擬戦が終わって、カルセインと歩いているとアレンディスが通る姿が。
カルセインが声をかけても、素通りしていってしまいました。
やっぱり、すぐにアリスティアと会話を交わすことは辛いんですよね。
その後、アリスティアはケイルアンと街にお出掛けしていました。
アリスティアのドレスがめちゃくちゃかわいい。
編み込んだ髪型も似合ってます。
パパにエスコートされて、親子でデート。
ギュッとケイルアンの腕にしがみつくアリスティアがとても嬉しそうです。
やっぱりルブリスもカルセインもアレンディスもまだまだパパの足元にも及びませんね。
今回の話もパパが一番かっこいいです。
そしてアリスティアが向かった先は、礼服店。
どちらかの礼服を作るのでしょうか?
次回の103話はこちら