漫画アプリピッコマで連載中の「捨てられた皇妃」第98話のあらすじと感想です。
ネタバレありです。
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捨てられた皇妃98話あらすじ感想
ルブリスに婚約破棄を考え直してほしいと言われたアリスティアは?
「君の決意をもう一度考え直してくれないか」と請われたアリスティアですが、何も答えられませんでした。
確かに今のルブリスはアリスティアの知るかつてのルブリスとはまるで別人のよう。
アリスティアの気持ちを考えて手を差し伸べてくれるルブリスを信じられたらいいけど、まだ美優が現れたら自分のもとを去ってしまうという考えが消えることはないんですよね。
ルブリスはアリスティアがいつも彼を他の誰かと比べているようだとも言います。
それがアレンディスとカルセインなのか、別の誰かはわからないがと。
ルブリスは以前モニーク家の領地で見てしまったアリスティア宛の手紙の内容をまだ覚えているでしょうか。
あの時は驚きと共に自分が非道なことをする人物と思われているかもしれないことをすごく気にしてました。
その辺りはまだわからないけど、今アリスティアが見ているルブリスがありのままの自分だから、その姿こそ見て欲しいと。
答えられないのはアリスティアにも迷いがあるからだと思うのですよね。
結局かつてのアリスティアはルブリスに愛されたくてそれが叶わずに悲しい結果を迎えてしまった。
では今度の人生では愛してもらえるかもしれないとしたら?
死の間際に二度と彼を愛したりしないと誓ったアリスティアですが、本当はやっぱり愛して欲しかったんですよね。
いくら後からそれは自分の意思ではなく神に定められた運命だったとしても。
その気持ちが燻っている限り、アレンディスやカルセインの気持ちを受け入れることもできないのではないかなと。
そしてこのルブリスを見れば、アリスティアに恋情を持っていることはアレンディスとカルセインにバレバレです。
アレンディスとカルセインもアリスティアに対して何か動き出しそうな予感です。
カイシアンのプロポーズ
カルセインの兄、カイシアンがルア王女プリンシアにひざまづいてプロポーズしています!
しかも公衆の面前で。
カルセインとアリスティアだけじゃなく、ルブリスも他の騎士たちも周りにいますよw
カイシアンはとっても真面目な好青年ですね。
誰よりもカイシアンと一緒になった方が、落ち着いた幸せを手に入れられるんじゃないかと思ってしまいます。
差し出した花束は赤いバラとかすみ草ですかね。
ちなみに赤いバラの花言葉は「あなたを愛しています」
バラの本数にも意味があって「付き合ってください」は12本、「結婚してください」は108本なんですよ。
さすがに108本ではないですが、12本くらいはありそうな花束でした。
プリンシアの返事は、まだ結婚するつもりはないというもの。
ショックで涙するカイシアンですが、プリンシアの言葉はこれだけではありませんでした。
まだお付き合いもしていないから、まずは恋人からというお返事でした。
ルブリスがやれやれ顔で一連の出来事はすべてこの二人のために起きたのかもしれないなと言うのに、苦笑いするハレン。
ルブリスは調査などで忙しかったしアリスティアからまだ良い返事はもらえてないし、ただただ大変だった建国祭でしたからね。
そしてルブリスからプリンシアの帰国を途中まで送っていくことと、後日ルア王国に送る使節団にカイシアンを同行させる約束をするという粋な計らい。
この時のルブリスの顔が優しい顔で、今のルブリスの本質を表していて見惚れてしまいます。
しかし、ここでまたアリスティアは気分が沈んでしまうのですよね。
幸せそうな2人を見て、また捨てられるんじゃないかって常に疑ってしまう自分は二度と恋をすることができないのではないかと。
アリスティアはうらやましそうな目でふたりを見てたんですね。
カルセインが靴に挟まった石を取ろうとして屈んだアリスティアの手を取り、王子様のようなエスコートをしたのです。
しかも手を取り引き寄せ、腰に手を回すなんて高等な芸当をやってのけたんですよ。
慌てるアリスティアにすぐにいつものカルセインに戻りましたけど。
そうやって2人でふざけあっているのを寂しそうに見つめるルブリスなのでした。
アレンディスと村の祭りへ
先日、アリスティアはアレンディスと村の祭りにふたりで行こうと約束していました。
約束どおり、そのお祭りにやってきたふたり。
アレンディスは村長の息子風、アリスティアは町娘風の衣装で楽しそう。
幼なじみの仲良しカップルみたい。
アレンディスの気持ちに気付いてしまったアリスティアですが、アレンディスは積極的にアプローチしてくるのかまだ友達の距離を保ったままでいるのか。
次回も気になりすぎます。
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