漫画アプリ「ピッコマ」で連載中の「捨てられた皇妃」93話、あらすじと感想です。
ネタバレありです。
捨てられた皇妃93話あらすじ感想
一人になりたくて宴会場を抜け出し、ベル宮の庭園まで来たアリスティア。
シルバーの花が付くと言われる木の近くまで来ると、木のたもとにルブリスがいることに気付きます。
ルブリスは木に背中を預けて座り込み、苦しそうな表情。
驚いたアリスティアは急いでルブリスのもとに駆けつけます。
アリスティアがやって来るのに気付き目を開けたルブリスは、いかにも気怠そう。
ルブリスは少し息が詰まって出てきただけだと言いますが顔が真っ青で、すぐに皇宮医をと立ち上がるアリスティア。
ルブリスはその手を掴み、大丈夫だから少しだけ傍にいてくれないかと頼むのでした。
下からアリスティアを見上げるルブリスが、胸元がはだけ何とも言えない色気が・・・。
本当に絵が美麗ですよね。
このルブリスもどれだけでも眺めていられそうです。
ルブリスもよっぽどお疲れなんでしょうが、アリスティアが傍にいるとそれだけで気分も良くなるのでしょうね。
ルブリスと並んで座ったアリスティア。
ルブリスははだけたシャツを直し、上まできっちり服を整えました。
それを見て、いつも寸分の乱れもない彼なのにやっぱりどこか悪いのではと心配になります。
宴会のことを聞かれ、イット王女のことは言えずに何もなかったと答えるアリスティア。
話は木に咲く花の話に。
花が咲くまであとどのくらいかかるのかと呟くアリスティアに、ルブリスは上にあがって見てみるか?と提案します。
ルブリスが護衛騎士に持って来させたのは脚立。
ルブリスがアリスティアの手を取り、脚立を昇らせます。
ふたりの姿が水面に映って、とても幻想的なシーンです。
アリスティアが脚立に昇って見ると、花はまだ咲いていないけれどつぼみがついているのを見つけます。
つぼみがついています!もうすぐ咲くということですよね?と、思わずはしゃいでルブリスに伝えると、ルブリスが気まずそうにそのつぼみは何年も前からついている・・・と。
チーンとなるアリスティア。
残念がるアリスティアにルブリスもかける言葉が見つからないようです。
脚立を降り始めるアリスティアですが、足を滑らせてしまいます。
咄嗟に手を広げ、アリスティアを受け止めるルブリス。
はー、この絵も飾っておきたい。
抱き抱えるアリスティアの顔を見つめるルブリスと、そのルブリスから目が離せないアリスティア。
抱えたアリスティアを下ろし、君はもう僕が怖くないようだなと穏やかに言うルブリス。
前とは違い目をそらすことがなくなったと。
ルブリスにしたら、とても嬉しい変化ですよね。
なぜアリスティアが自分に対して怯えた態度を取るのか、ずっと気にしていたから。
アリスティアはルブリスにこう言われて、どう受け止めたのでしょう。
アリスティアが何を思ったのかはわかりませんでした。
ルブリスが、気長に待とう。待ち焦がれた分、美しい花を咲かすだろうから。と、語りかける隣で、ただつぼみを見上げるのみ。
この花が咲く時、アリスティアの運命も美しい花を開かせるのでしょうか。
この木がアリスティアの人生を象徴しているなら、きっとそうなる気がします。
次の日は曇り空。
室内で勤務中のアリスティアとカルセインですが、カルセインは外でまた外出しようとするルア王女と一緒にいる兄カイシアンの姿を見つけてしまいます。
これってこの後の伏線になるのかな。
するとそこにアレンディスが僕のレディーがどうしてるか見にきたとやってきます。
今日のアレンディスはいつも通り友達としてのアレンディスですね。
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