漫画アプリ「ピッコマ」で連載中の「捨てられた皇妃」86話、あらすじと感想です。
ネタバレありです。
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捨てられた皇妃86話あらすじ感想
アリスティアとラス団長が業務のため回廊を移動中に声をかけてきた人物。
それは皇太子妃候補でイット王国の王女でした。
不慣れなため案内してほしいと声を掛けたのは、アリスティアを貶めようという算段からでした。
典型的な権威を傘にきた、いけすけない王女ですね。
アリスティアが皇太子の婚約者といえど、王女である自分の方が位が上だと言いたいのですね。
このやり取りでラス公爵はイット王女が皇太子妃ではなく皇后の座を狙っているのではと危惧します。
ラス公爵が何とかこの場を収めようと考えていると、アリスティアもイット王女の狙いに気付き自らが引く形で収めようとしますが、そこにルブリスが現れイット王女はアリスティアを押し除けルブリスのもとへ。
しかしルブリスは全く興味なし。
でも野心のある女性はそんなことで引くわけない。
ラス公爵が打たれ強いなーと感心するほど。
ぐいぐい迫るイット王女だけど、なぜかルブリスはチラッとアリスティアの方を見るんですよ。
アリスティアとイット王女の会話に割り込んだのは、アリスティアを助けるためだったのかな。
で、イット王女に迫られるルブリスをアリスティアが見てどんな反応をしているのか確認したのかな。
その様子を見てルブリスの側近ハレンは複雑な表情。
断られてもルブリスについて回ろうとするイット王女に、どうでもいいといった表情で好きにするといいと言ったルブリスはその場を去っていき、イット王女はアリスティアに勝ち誇ったような笑みを見せルブリスについて行くのでした。
ルブリスとアリスティアの関係はまた別の話だけど、この王女には負けて欲しくないわ。
しかしルブリスは皇太子妃候補がやって来ていることにどう思っているのでしょうね。
後に残されたラス公爵とアリスティアの会話から、イット王女が貴族派が皇太子妃として推している王女だということがわかります。
そして皇后の座を狙っているだろうことも。
ここでラス公爵のアリスティアに対する考えがわかります。
ラス公爵はアリスティアが皇后になる方が帝国のためになるとはっきり言うのです。
こうなると考えがわからないのはベリータ公爵ですね。
皇帝派でありながら、次男のアレンディスがアリスティアに近づくことを許してる。
アレンディスがアリスティアを本気で欲しいと思っていることを知っているかはわかりませんが、未だ皇太子の婚約者であるアリスティアと親しくしていることをどう考えているのか。
それを言ったらカルセインもですが。
それから数日、貴賓の護衛や警備に奔走する日々の合間。
カルセインと歩いていると、ある人物がひとりで歩いているのを見つけます。
するとカルセインの兄カイシアンがその人物を追ってきます。
カイシアンが連れ戻すと思いきや、ふたりで皇宮の外に繋がる裏道に向かっていくのに気付き急ぎ後を追っていきます。
アリスティアとカルセインっていいコンビですよね。
真面目なアリスティアに面倒くさがりのカルセイン。
ラス公爵たちに追いつくと、フードをかぶった謎の人物がアリスティアに会えたことを嬉しそうにフードを外しました。
その人物はルア王国の王女。
皇太子妃候補の2人目です。
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