ピッコマで連載中の「捨てられた皇妃」81話、あらすじと感想です。
ネタバレありです。
捨てられた皇妃81話あらすじ感想
ルブリスの補佐ハレンに代わって、ルブリスへのお茶の給仕を引き受けたアリスティア。
ルブリスの執務室に入ると、ルブリスは居眠りをしていました。
デフォルメキャラでルブリスがソファですやぁと寝てる絵が可愛すぎる。
足がぶらんてしてるし、ちまって座ってるし。
ルブリスの穏やかな寝顔に、人間らしさを感じるアリスティア。
木に咲く花の話をしていた時に、ルブリスに人間らしい一面もあるのだなと言われたことを思い出します。
かつてのアリスティアには向けられることのなかったルブリスの笑顔。
交わしたことのないような会話。
叙任式の日に探しにきてくれたこと。
自分だけじゃなくルブリスもかつての記憶とは変わってきていることを実感します。
あの頃の自分が今の自分みたいだったらあんな悲劇は起こらなかったのかと思いを巡らせますが、肝心のことが抜けていると思い至ります。
それは美優の存在。
もうすぐ美優がやってこればルブリスは美優を選び、アリスティアの立場は大きく変わると。
昔は、早くルブリスから離れなければと躍起になっていたけど、最近は美優が現れるその時に備えて騎士を目指し、モニーク家の後継となれるよう鍛錬しようと、考えが柔和になってきてますね。
今考えても仕方ないと思ったアリスティアは、ルブリスが起きるまで書斎を見学することにしました。
その中には帝国の貴族名鑑があり、以前ゼナ公爵に言われた汚れた血について調べて見ることに。
この帝国では、社交界の序列は固定ではないのですね。
現在従列一位のラス公爵家は20年前は序列三位。
モニーク家は現在序列三位ですが、20年前には序列五位内にも入っていませんでした。
何か功績を挙げたり、皇室に貢献すると序列が変わるのでしょうか。
そしてアリスティアのははジェレミアの情報もありました。
ジェレミアはモニーク領の村を管理するソニア男爵家の唯一の嫡子で、婚姻により爵位還収とあります。
ということはジェレミアがケイルアンと結婚することで、ソニア男爵家は無くなったということですね。
これはジェレミアの謎を解くヒントになるのかな。
ここでルブリスが目覚めました。
アリスティアは畏っているものの、ルブリスとは普通に会話を交わすようになりましたね。
ルブリスもアリスティアのことを「そなた」とか呼んでたのに、最近は「君(きみ)」だものね。
忙しそうなルブリスに何か手伝えることはないか尋ねるアリスティアに、何故と問いかけるルブリス。
アリスティアは一考したのち、叙任式のひに殿下から心遣いをもらったからだと答えます。
ここのアリスティア側から見た、書庫の扉を開いたルブリスの姿。
さながら囚われの姫を助けにきた王子のよう。
いや、王子なんですけど、実際。
アリスティアの答えを聞いたルブリスはなるほどと微笑みます。
この微笑みはなんですかね。
喜んでもらえてよかったってことかな。
代償に大量の仕事を与えられたけど、行動を起こした甲斐があったってことかな。
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