漫画アプリ「ピッコマ」で連載中の「捨てられた皇妃」76話、あらすじと感想です。
ネタバレありです。
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捨てられた皇妃76話あらすじ感想
知らぬ間に社交界で自分に関わる噂が面白おかしく広まっていたことを知ったアリスティア。
反撃にでる決意をしたようです。
今まではあまり政治に関わることなくきたけれど、そうも言っていられなくなったということですね。
ケイルアンとしても関わらせたくなかったが、帝国貴族として避けようがないこととアリスティアのやることを見守ることにしたようです。
アリスティアがまず手をつけたことは、派閥内の貴族たちの情報。
現状を知るというためにも大切だけど、アリスティアとしては時間が巻き戻る前と今とで違う点があるかもしれないからそれの確認も含めてということ。
かつて皇妃だった時も社交界には悩まされていたアリスティアですが、今のアリスティアは前とは違ってうまく立ち回り社交界を掌握していく予感がします。
そして数日後、ケイルアンと共に参加したしたのは、ヌエン子爵家のパーティ。
ヌエン子爵の令嬢は、先日アレンディス主催のパーティで失態を晒しアレンディスに脅しを受けた令嬢でした。
アリスティアの何かを企む笑顔。
今までアリスティアのこういう面は出てこなかったけど、実は強かな面も持っていたんですね。
こういう姿は見苦しい?とケイルアンにどう思われているか気にかけるアリスティアですが、ケイルアンはこの際確実にやり遂げておいでと後押しします。
青と白の衣装で並び立つアリスティアとケイルアンは最強の美しすぎる父娘ですね。
しかもアリスティアはドレスなのに騎士服の時と同じ、前髪を分けてます。
ドレス姿だけど戦闘モードってことでしょうか。
そしてヌエン子爵令嬢二アーヴに近づき、取り入っていきます。
計算高いアリスティアと、無邪気を装うアリスティア。
アリスティアも随分大人になったものです。
アリスティアがこのパーティに参加したのは明確な狙いがありました。
ヌエン家はルビーとダイヤの鉱山を所有する帝国内でも裕福な一族。
二アーヴの友人の令嬢たちは同じく宝石で名のあるナイラ子爵家、商団をもつシャリア子爵家、宝石細工職人を多く抱えるセンク子爵家とそれぞれ力のある家柄。
彼女たちがアリスティアあの取り巻きとなって、アリスティアが社交界での地位を固める土台となることを期待しているのですね。
アリスティアの新しい、利害関係によって成り立つ友人たち。
そこにふと思い浮かんだのは、アレンディスとカルセイン。
アリスティアにとっては、利害などなく純粋に友人と思っているふたり。
しかし今は考えないようにしようと、ふと湧き上がった思いを閉じるアリスティアなのでした。
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