お互い一目惚れだったのにずっと両片想い状態だった優介と紗雪ですが、やっとお互いに気持ちを伝え合えて両想いになれました❤️
これでハッピーエンド?と思いきや、紗雪は恋愛経験ほぼないみたいで両想いになっても一線越えるまでまだ時間が掛かりそうだし、 一緒に住んではいるけどまだ入籍してないし、紗雪の異母弟が何か企んでそうでそこにつけ込んできそうな感じはするんですよね。
これまでは前哨戦でこれからふたりの試練がやってくる・・・みたいな。
もう一波乱、二波乱くらいは欲しいですよね。
優介の溺愛ぶりももっと見たいし。
前回の9話はこちらこちら
偽装結婚のススメ第10話あらすじ感想
読者的には優介の行動の謎は全部解けたのですが、紗雪には謎のまま。
優介は紗雪に一目惚れだったと言ってくれたのに、じゃあなぜ一度お見合いを断ってきたのか、なぜ偽装結婚をしようと持ちかけてきたのか。
紗雪が優介に何かワケがあったのかと聞くと、ベッドの上で家中のクッションをかき集めながら視線を逸らす優介。
怒らないか?と確認したかと思ったら、怒るサユもかわいいからまあいいかと開き直り。
優介の恥ずかしげもなくイケメン顔で真面目に言うところがいい。
紗雪も優介に対して一目惚れだったし、両想いだったってことで全部許せちゃいますよね。
そして先程優介がかき集めていたクッション。
こちらはベッドの真ん中に境界線を作るためだったようで。
今までは片想いだと思ってたから手を出さずに我慢できたけど、両想いの今は自分を抑えるために境界線が必要なんですね!
だったら別々に寝ても・・・という紗雪に断固拒否する優介。
そこにはそれぞれの育った環境の違いがありました。
優介の家は祖父母も両親も同じベッドで寝る。
恋人同士の八木沢と美花も。
優介にとっては夫婦や恋人同士が一緒に寝るのは当たり前。
でも紗雪にとってはそれが当たり前ではないんですよね。
夫婦であっても一緒に寝ない、愛情のない夫婦もいるってことを知っているから。
優介が羨ましいと思いながら、優介と一緒にいればいつかそうなれるのではと思う紗雪。
翌朝、優介から改めて紗雪の実家に挨拶に行く話を出されると、紗雪は覚悟を決めて実家の事情を話すことに。
ここでも優介は紗雪がどうしたいか意見を聞いてくれて、紗雪が行きたくないなら自分だけで行ってもいいと言ってくれます。
そうやって守ってくれることで、紗雪は強くなれるしどんな困難でも乗り越えられるよね。
あー早くふたりに幸せになって欲しいなーと思うけど。
優介の幸せになろうなという言葉を反芻して顔が緩んでしまう紗雪の携帯に父から着信が。
来ましたね、トラブルの元が。
話があるから仕事終わりに家に来いと。
紗雪は優介に相談して、ふたりで行くことになりました。
こういうところもいいなと思う。
ひとりで黙って動かないで、ちゃんと相談するところ。
お互い心を許して信頼し合ってるってことだから。
そしてふたりで向かった先で、父親が言ったことはふたりの婚約を解消して紗雪に別の相手との縁談を受けさせるというもので・・・
ここで続くのでこの後の展開はまだ次回ですが、とりあえずは紗雪ひとりで実家に行かなくて良かったなーと。
一緒にいればふたりで立ち向かえますものね。
でも優介の実家の家業とのつながりのためにお見合いをけしかけたのに、別の相手とは一体何を企んでいるのでしょうか。
優介と紗雪がどう反論するのか、次回が待ち遠しいです。