漫画アプリ「ピッコマ」で連載中の「捨てられた皇妃」73話、あらすじと感想です。
ネタバレありです。
前回の72話はこちら
登場人物一覧はこちら
捨てられた皇妃73話あらすじ感想
王宮内の庭園で起きた火災を、独断で兵士や召使たちに指示を出し何とか収めることができたアリスティア。
しかしその様子を皇帝陛下やルブリスに見られていたことに気づき、お咎めがあるのではと考えたアリスティアでしたがそうではありませんでした。
今日はルブリスとアリスティアの婚約解消についての話し合いでした。
陛下はケイルアンのことを思ってアリスティアを諦めようと考えていたようですが、火災の鎮火に尽力するアリスティアを見て考えが変わったようでです。
見れば見るほど手放したくなくなると陛下が言った時のアレンディスとカルセインの驚きの顔。
ふたりは今日、ルブリスとアリスティアの婚約解消が決まり、アリスティアにアプローチするチャンスができると考えていたようですね。
もう少し答えを先延ばしにさせてくれという陛下の一存で今日の集まりはなかったことになり、陛下とルブリスはこの場を去っていきました。
ベリータ親子はやはり何か目論んでいるように見えます。
そもそも噂があることを進言し、答えを出すよう促したのはベリータ公爵ですからね。
ラス公爵はカルセインがぶつぶつ文句を言っているのを制していますが、こちらも何か考えがあったようです。
アリスティアはこのような結果を招いてしまったことをケイルアンに謝りますが、ケイルアンにしてみたらそんなことよりアリスティアが無事だったことの方が重要ですよね。
おまえが無事ならそれでいい、と抱きしめてくれました。
アリスティアも益々陛下に気に入られたことよりも、あの木を守れたことの方が重要だったみたいです。
かつての自分の人生を思えばルブリスとの婚約解消は自分の運命を変えるために必須だったはずなのに、領地で運命は確実に変えられてると自覚してからはそれほど必死にそのことを考えていないように見えます。
見習い騎士になって後継への道を朧げながらも見出せていることと、ルブリスとの関係性が少し変わってきていることで焦りがなくなってきているのかも。
アリスティア自身は未だ自分がルブリスの婚約者であることをどう考えているのでしょう。
そういえば、アリスティアがルブリスの婚約者になったのはピタ神のお告げからでしたよね。
今回、この火災騒動がなければ婚約解消となっていたかもしれないけど、お告げについては陛下や他の方々はどう考えているのでしょうか。
日は変わって、アレンディス主宰のパーティの日。
招待されたのは貴族の御子息や御令嬢たち。
その中にアリスティアとカルセインもいます。
パーティといっても談話室でお茶しながらおしゃべりなんですね。
各々ソファに腰掛けますが、なぜか長ソファに座るアリスティアの両脇に陣取るアレンディスとカルセイン。
出されたお茶がハイビスカスのハーブティで酸っぱいものが苦手なカルセインが顔をしかめると、アリスティアがティーカップに砂糖を入れてあげます。
この出来事になぜか周りが注目。
アリスティアってこういうところ、ほんとに純粋培養だなと思います。
母親が生きていたらこんなに機微に疎くはならなかったのではと思いますが、父親と騎士団に囲まれて生活してたら噂とかも耳に入ってこないのでしょうね。
というか、アリスティアの耳に入らないように周りが注意しているのか。
実はアリスティアにはある噂が上がっていたようですが、アリスティアは何も知らなかったようです。
その噂とはアリスティアとカルセインが恋仲では?というもの。
それを聞いたアリスティアはどんな反応をするのでしょうか。
・・・・・
次の74話はこちらから