漫画アプリ「ピッコマ」で連載中の「捨てられた皇妃」71話、あらすじと感想です。
ネタバレありです。
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捨てられた皇妃71話あらすじ感想
ルブリスとアリスティアの破談について関係者を集めるようにアレンディスの父である宰相に指示をした皇帝陛下。
アリスティアが 陛下に謁見するために登城すると、一緒にいたアレンディスとカルセインに声を掛けられます。
アレンディスはすでに仕事に就いているので城にいてもおかしくないですが、カルセインは就任前だけど他の騎士たちに顔合わせするように父である第1騎士団団長に言われやってきたとのこと。
アレンディスとカルセインも関係者として呼ばれてるのかな。
カルセインはアリスティアへの気持ちを自覚してからは精神面でかなり成長したようで、アレンディスとはアリスティアを巡ってバチバチのようです。
カルセインはアリスティアの知らないアレンディスのダークな面を知っているので、遠慮無くいろいろ言い合えるようですね。
その頃、陛下はラス公爵(カルセインの父)、ベリータ公爵(アレンディスの父)、モニーク侯爵(アリスティアの父)の4人で話をしていました。
ルブリスとアリスティアの婚約を巡る当事者たちの親であり、この国のトップの話し合いというわけですね。
ふたりの婚約解消や他の異性との噂は当事者たちだけの問題ではなく、政治的にも影響が大きいようです。
ルブリスの王妃候補がいなくなれば、他の貴族や他国の貴族たちが利権を巡って動き出すでしょうし、それだけでもないようです。
皇帝派と貴族派。
今は表立って争ってはいないけれど、婚約解消が元で反対勢力である貴族派が動き出すことは皇帝派にとっては避けたいところ。
25年前に今の陛下が即位した頃からの遺恨のよう。
即位の際に反対派と騎士団を一掃したとありますが、そういえば騎士に昇格する試験の話をアリスティアたちがしていた時に、以前は5つあった騎士団が今は2つになったとありましたね。
そのことと皇室とモニーク家に深い繋がりがあることは何か関係しているのでしょうか。
ケイルアンの言う、モニーク家の呪いはこれに関係しているのかな。
ともかくアリスティアが皇后の座を辞退しても皇帝派の立場が揺らぐことのないように何かしらの対処が必要なようです。
そこで陛下が婚約をどうしたいのか当事者に聞くとしようと言うと、そこにはルブリスがいました。
4人で話してるのかと思ったらルブリスも聞いていたのですね。
まあ次期皇帝なのだし、公務もこなしているのだからこういう政治的な話も当然知っておくべきでしょうが、アリスティアたちはまだ来ていないのですね。
問われてルブリスが答えようとすると、ケイルアンが何かに気づきました。
何か煙が立ち昇る様子に。
そこに衛兵がやってきて火災が発生したと告げます。
急に周りがバタバタし始めたことに気づいたアリスティアたち。
近くを通った者に聞くと、ベル宮の庭園が燃えているという。
この庭園は、アリスティアとルブリスがふたりで歩いた場所。
ルブリスがアリスティアに花の話をしてくれた木がある場所。
アリスティアはとっさに庭園に向かって走り出します。
自分が動くことでまた変に目立ってしまうかもしれないと思いながら、庭園のことを思うと走り出さずにはいられないのですね。
アリスティアにとっても大切な場所だからなのか、ルブリスとの思い出がそうさせるのか。
あの庭園に辿り着いたアリスティアはどのような行動に出るのでしょうか。
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