捨てられた皇妃【第2巻(13話Ⅱ〜25話)】ネタバレ感想|アレンディスとの友情、ルブリスの苛立ち

漫画アプリ「ピッコマ」で連載中の「捨てられた皇妃」コミックス2巻のあらすじと感想です。

ネタバレありです。

2巻には13話後編から25話までが収録されています。

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捨てられた皇妃2巻あらすじ感想

初めての友達

アリスティアのもとをある人物が訪ねてきました。

国の宰相のベリータ公爵の次男で、かつてのアリスティアの記憶だと政治政策で活躍する天才と称されるアレンディスです。

かつでの人生では会ったことはなく、噂で知るのみでした。

アレンディスは緑の髪の利発そうな男の子。

アレンディスはアリスティアと話しているうちに彼女のことを気に入り、なんとプロポーズしてきました。

パニックのアリスティアに助け舟を出したのは父ケイルアン。

警戒するケイルアンに、ルブリスと破婚の可能性があることを知っていて、アリスティアやモニーク家の名誉のために盾となることで守ろうと言うのです。

そこで友達ならとしぶしぶ了承したケイルアンですが、アレンディスにひとつ条件をつけました。

それは騎士団全員に勝つほどの剣術を身につけること。

アレンディスのベリータ家は文官系ですが、モニーク家は騎士団を率いる武官だからですね。

アリスティアにとっては誰にでもいるのに自分には許されなかった友達。

それがついに自分にもできたんだと嬉しがるアリスティアなのでした。

アレンディスの笑顔や優しさは、ルブリスとは真逆。

こんなに気遣って接してくれたらアリスティアもアレンディスのこと大好きになっちゃいますよね。

アレンディスが騎士団の剣術訓練に参加することで、アリスティアも見学するように。

今まで家業に詳しくなかったアリスティアですが、騎士たちのことを知り自分も剣術を学びたいとケイルアンに相談します。

生まれつき体が弱いアリスティアには無理だというケイルアン。

さらに、皇太子と何か関連があるのではと聞いてきます。

でも未来の悲劇のことを言えるわけがない。

ケイルアンに聞かれて困ったアリスティアは、結婚などせずにパパとずっと幸せに暮らしていきたいと無意識のうちに言葉にしてしまうのです。

これはアリスティアの本音ですよね。

ケイルアンはきっと全てに納得したわけではないでしょうが、アリスティアが剣を習うのをぎゅっと抱きしめて許してくれました。

かつてはなかったこうした親子の触れ合いが、今のアリスティアには何より幸せなのだと思います。

ルブリスの苛立ち

皇宮内を移動していたルブリスは、皇帝陛下に会いにきたラス公爵夫人エルニアに会います。

彼女は陛下の妹なのでルブリスの叔母になるのですが、エルニアのルブリスに対する態度がとても冷酷なのです。

ルブリスの努力はまるで足りない。亡くなった皇后の恥にならぬようにと。

さらに去り際に噂に聞くアリスティアの有能さを取り上げて、未来の皇后が有能でよかったとルブリスがまるで劣るかのような言い様で去っていくのでした。

その時のルブリスの口惜しそうな悲しそうな横顔。

自分には厳しくアリスティアには優しい陛下のことも気にかけてましたし。

彼は彼でいろいろなものを抱えているのでしょう。

今まではアリスティアに過酷な運命を課したルブリスにいい印象が全くありませんでしたが、これからのルブリスにも注目したくなってきました。

そしてアレンディスの記憶に残るアリスティアの母ジェレミアとの思い出。

幼い頃、ひとりで辛い時、ジェレミアがルブリスの心を救ってくれていたのですね。

アリスティアのことを託し、亡くなるジェレミア。

アリスティアの母を見とったのは、どうやらルブリスのようです。

なのに、ルブリスがアリスティアに冷たくするのは何故なのでしょう。

これがふたりの関係を解決する糸口なのかも知れません。

ルブリスはこのことを覚えていますが、どうやらアリスティアはその頃の記憶が全くないようなので。

アリスティアは皇宮内でルブリスに会うたび、怯えた態度を取りまともに話もできません。

その態度を見てルブリスはまた苛立ちます。

自分が努力しても手に入れられなかったものを手にしながら、覚えていないことに対して。

アリスティアもその度に怯えてしまう自分に、結局過去の自分から抜け出せないのではと不安になるのです。

アレンディスとの誓い

アリスティアが落ち込んでいるときに、優しく声を掛けてくれるアレンディス。

アリスティアはその優しさに救われています。

しかし、騎士の中にはアレンディスにあまり心を開かないように忠告してくる者もいました。

それぞれの家が皇宮内で権力を持ち今はバランスを保たれているものの、政治的利害からいつ相反する立場になるかわからないから。

いずれ一緒にはいられなくなると考え寂しさを覚えるアリスティアですが、自分を取り巻く状況を考えると距離を保っていなければならなかった。

なのに心を開きすぎていたことに気づき、距離を置こうと考えます。

その心を読み取ったのか、アレンディスは騎士がレディーに永遠の愛を誓うという騎士の誓約を交わそうと言います。

キラキラした目で返事を待つアレンディスに根負けして、どうせ子供のお遊びだからとアレンディスに誓いを立てるアリスティアでした。

ルブリスとの邂逅

アリスティアの9歳の誕生日に剣をプレゼントしたケイルアン。

周りの騎士やアルキントから女の子の誕生日にあげるものではないと責められ、10歳の誕生日にはお人形をプレゼント。

その人形を抱きケイルアンと皇宮に行ったアリスティアですが、父と離れた隙にルブリスと回廊の途中でぶつかってしまいます。

慌ててあいさつをしようとしますが、お人形が手から落ちそうになりそちらに意識を向けてしまったアリスティア。

礼を欠いたことで怒られると怯えますが、ルブリスは平然としていました。

その時、ルブリスは人形を持つアリスティアに同じように幼い頃人形を持っていたアリスティアの姿を思い出していました。

そして幼い頃、ひとり泣きじゃくっていたアリスティアのことを。

ルブリスもただアリスティアのことを憎んでいるわけではなさそう。

しかし、宰相のルースがやってきてアリスティアの聡明さを褒めると、憎々しげな笑みを浮かべます。

それは機嫌を損ねたときに浮かべる笑み。

アリスティアはその笑みを知っていますが、ほかの人たちは気付きません。

顔が真っ青になったアリスティアはケイルアンに抱えられその場を退出するのですが、アリスティアにはどうしてルブリスが自分をそこまで憎むのかわかりません。

憎みたいのは自分の方なのになぜ・・・と。

そして年が明け、皇帝の即位を祝うオペラの上演を皇帝の横で観るアリスティア。

反対側にはルブリスが座っています。

その時、見せた表情もアリスティアに覚えのあるもの。

アリスティアを嫌っている風ではない、どこか寂しげな顔。

美優があらわれるまでは自分をそれほど嫌っているようには思えなかったのに、どこから歯車が狂い始めていたのか。

オペラの演目は皇太子が即位し、神の祝福で伴侶が授けられたというもの。

ルブリスとアリスティアを題材にしていることに驚くアリスティアですが、そのクライマックスでシャンデリアが落下するというハプニングが起き・・・

というところで次回へ続きます。

・・・・・

アレンディスの優しさはアリスティアの寂しい心にどんどん染み込んでいきますが、ルブリスと絡み合っている運命の糸はなかなか強固で離れがたいようです。

でもこの2巻で一度目の人生は悲劇で終わったけど、すべてルブリスが悪かったわけではないのかもと思えてきました。

美優の存在があるにしろ、美優が現れる前にふたりの関係が変わっていたら全く違う人生になっていたのではないかと。

アリスティアは二度目の人生で、一度目にはなかった友達の存在や父や周りの人たちとの交流の中で、少しずつそのことにも考えを巡らすようになるのですよね。

でも確固たる何かができないまま時間が過ぎていっているのも事実。

焦るアリスティアですが、かつての自分とは違う何かを確立していくことができるのでしょうか。

気になる続きの第3巻はこちらから

捨てられた皇妃
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こもり日和

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